みさおの履歴書 高校時代~洋裁学校への道

みさおの人生も「高校生時代」に入ります。

写真は高校卒業式の日の1枚、母と一緒の珍しい写真です。

さて、高校生になったみさおはというと・・・授業中はボーッと窓の外を眺めながら「どうしてこんなに不自由な生活を強いられているのだろうか・・・・」と毎日考えていました。

  • 門限17時厳守
  • ボーイフレンド作ってはダメ
  • 休みの日にお友達と出かけることは禁止
  • 電話は盗み聞きされ監視される
  • 手紙は親の検閲を受ける 
    等々

今の時代でにはあり得ない不自由さを感じていました。そして、この窮屈な家を出て自立するためには一体どうすればいいのか・・・そればかりを考える毎日から得た結論は「手に職をつけて自活できるようにするしかない!」でした。

次は、「自分にとっての適職はいったいなんだろう?」・・・これまた様々なことを思いつきました。

  • 本を読むことや映画好きだったの⇒「評論家」
  • 美しい写真が撮れたらかっこいいなぁ⇒「写真家」
  • 小さいころから絵を書いていて、先生に良く褒められた⇒「画家」
  • 洋服オーダーするためお店の人に説明するためのデザイン画を描いていた⇒「デザイナー」
    等々

例によって「xxxx家」とタイトルが付くような仕事ばかり。このころから真っ当な就職先は思いつかなかったのだと思います。そして、どの道に進むにしろ親の援助がないことには前に進めないので渋々、母親に相談してみたら「評論家も写真家、画家も食べていけるはずがないと即行却下。洋裁学校なら花嫁修業にもなる。」との観点から唯一許可が下りました。

こうして私の人生にも小さな光らしきもの(目標?)が見えてきました。
今まで、厳しく不条理な環境に反抗(口答えだけでしたが)してきましたが、洋裁学校に入学するまでは親の気持ちに逆らわない様にし、毎日を生き生きとすごすことになります。

二十歳のお茶会
二十歳のお茶会

上の写真は、親の進めるお茶やお花教室に通い、なんと免許皆伝のレベルまで達した20歳のおお茶会で撮ったものです。どれが「みさお」か判るかな?

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